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汗ばむ季節は要注意! 皮脂・毛穴づまりがAGAを悪化させる仕組みと正しいスカルプケア

5月に入り、日中は汗ばむ日も増えてきました。気温と湿度が一気に上がるこれからの季節、頭皮では皮脂の分泌が活発になり、毛穴づまりや雑菌の繁殖が起こりやすくなります。
「夏が近づくと髪がベタつく」「夕方には頭皮がかゆい」――そんな変化を感じている方は要注意です。実はこの皮脂・毛穴環境の悪化は、AGA(男性型脱毛症)の進行を後押しする要因のひとつになり得ます。
今回は、汗ばむ季節に皮脂や毛穴づまりがAGAを悪化させてしまう仕組みと、今日から始められる正しいスカルプケアについて解説します。

 

汗・皮脂が増える初夏、頭皮では何が起きている?

頭皮は、体の中でも特に皮脂腺が多く集まっている部位です。気温が1℃上がると皮脂の分泌量は約10%増えるともいわれ、汗をかく季節は一年の中でも頭皮がもっとも汚れやすい時期にあたります。
分泌された皮脂は本来、頭皮を保護するバリアとして働きます。しかし量が過剰になると毛穴に詰まり、汗や古い角質、ホコリと混ざり合って酸化していきます。さらにこの皮脂をエサにする常在菌が増殖すると、頭皮はかゆみ・におい・炎症といったトラブルを起こしやすい状態になってしまうのです。

 

皮脂・毛穴づまりがAGAを悪化させる3つの理由

皮脂そのものがAGAの直接的な原因ではありません。しかし、頭皮環境の悪化はAGAによる抜け毛を加速させてしまいます。その理由を見ていきましょう。

 

■毛穴づまりと炎症で発毛の土台が弱る

毛穴に皮脂や汚れが詰まったままになると、頭皮に炎症が起こりやすくなります。炎症が続く頭皮は血行が悪くなり、髪を育てる毛母細胞に酸素や栄養が届きにくくなります。
ただでさえAGAによってヘアサイクルが乱れているところに、頭皮環境の悪化が重なることで、髪が十分に育つ前に抜けてしまう状態に拍車がかかってしまうのです。

 

■皮脂の酸化が毛根にダメージを与える

毛穴に残った皮脂は時間が経つと酸化し、「過酸化脂質」という刺激性の強い物質に変わります。これが毛根周辺にダメージを与え、健やかな髪の成長を妨げます。
汗をかいたまま放置する時間が長いほど酸化は進みます。夏場に頭皮トラブルが増えるのは、この酸化皮脂が大きく関わっています。

 

■AGAの原因物質との“悪循環”

AGAは、男性ホルモンが酵素の働きで「DHT(ジヒドロテストステロン)」に変化し、毛包の働きを弱めることで進行します。このDHTは皮脂腺を活発にする作用も持っているため、AGAが進んでいる方ほど皮脂が多くなりやすい傾向があります。
皮脂が増える→毛穴環境が悪化する→抜け毛が進む、という悪循環に陥らないためにも、季節に合わせた頭皮ケアがとても大切になります。

 

今日からできる、初夏の正しいスカルプケア

頭皮環境を整えることは、AGA治療の効果を引き出す土台づくりでもあります。やりすぎは逆効果になるため、ポイントを押さえて取り組みましょう。

 

■「洗いすぎない」正しいシャンプー

皮脂が気になるからと一日に何度も洗ったり、洗浄力の強いシャンプーでゴシゴシ洗ったりするのは逆効果です。必要な皮脂まで奪われると、頭皮は不足を補おうとして皮脂をさらに過剰に分泌してしまいます。
シャンプーは1日1回、夜に。ぬるま湯で予洗いをしてから、アミノ酸系などのやさしいシャンプーを泡立て、指の腹で優しく洗いましょう。すすぎ残しは毛穴づまりの原因になるため、たっぷりのお湯で丁寧に流すことが大切です。

 

■汗をかいたらこまめにリセット

外出先で大量に汗をかいたときは、そのまま放置せず、濡らしたタオルや汗ふきシートで頭皮の汗を軽く拭き取るだけでも酸化を防げます。帰宅後はできるだけ早めにシャンプーで一日の汚れをリセットしましょう。
洗髪後は自然乾燥せず、ドライヤーでしっかり乾かすこと。濡れたままの頭皮は雑菌が繁殖しやすく、においやかゆみの原因になります。

 

■生活習慣から皮脂をコントロール

皮脂の量は食生活やストレスにも左右されます。脂質や糖質の多い食事は皮脂分泌を増やすため、ビタミンB群(豚肉・納豆・卵など)を意識して摂ると皮脂バランスが整いやすくなります。
また、睡眠不足は皮脂の過剰分泌につながります。質のよい睡眠とバランスのとれた食事は、頭皮環境だけでなく髪そのものの健康にも欠かせません。

 

セルフケアで止まらない抜け毛は、早めにAGA治療を

頭皮ケアを徹底しても抜け毛が増えている、髪が細くなってきた、生え際や頭頂部が気になる――といった場合は、AGAが進行している可能性があります。
AGAは進行性のため、セルフケアだけで止めることは難しく、早めの治療が肝心です。当院では、抜け毛を抑えるフィナステリドなどの内服薬、発毛を促すミノキシジルの外用薬、さらに毛根に直接働きかける毛髪再生治療(HARG療法)など、お一人おひとりの状態に合わせた治療をご提案しています。
「これは季節的なもの? それともAGA?」と迷ったときは、まずはお気軽にご相談ください。

 

まとめ

汗ばむ季節は皮脂の分泌が増え、毛穴づまり・炎症・皮脂の酸化によって頭皮環境が悪化しやすくなります。皮脂自体はAGAの直接原因ではありませんが、頭皮環境の乱れはAGAによる抜け毛を加速させてしまいます。
「洗いすぎない正しいシャンプー」「汗をかいたらこまめにリセット」「生活習慣の見直し」を意識して、夏本番を迎える前に頭皮環境を整えておきましょう。
セルフケアで抜け毛が止まらないと感じたら、それはAGAのサインかもしれません。気になる方は、名古屋中央クリニックまでお気軽にご相談ください。

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