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春は、秋同様に抜け毛が多くなる季節ですが、抜け落ちた毛の中に短くて、細い毛は混じっていませんか?
髪が細くてスタイリング剤を使ってもボリュームが出ないとお悩みの方、抜けた毛が短く細い場合は、髪が健康に育っていない可能性が高く、薄毛の進行にも注意が必要です。
「以前はもっと太かったのに、近頃だんだん細くなった気がする」という方は、まだまだケア次第で改善できる可能性があります。
短く細い抜け毛はなぜ起きるのかを解説し、太さとハリを戻すための育毛剤の使い方や、効果が出るまでの期間についても知っておく必要がありますので、併せてお伝えしていきます。
ご自分の髪が太いのか、細いのか、はっきりわからないという方もいらっしゃるかもしれません。髪の毛の平均的な太さは、日本人の場合は0.07mm~0.15mm程度といわれています。
肉眼でこのサイズを見極めるのが難しいかもしれませんが、一応の目安としてはこのぐらいということです。
毛の太さは、年齢や他の様々な要因によって変わることもありますので、後から細くなったという場合には、早めのケアで改善できることがあるのです。
なんとなくコシが失われ、弱々しい細くなったと感じたら、その原因を探り以前のように太く立派に育てるための行動を始めましょう。
細い毛が育ってしまう理由について、遺伝や仕組み、原因などから見ていきましょう。
髪が細くなるのには、先天性か後天性かに大きく分かれます。
生まれつき細いのか、大人になってからそうなったのかによっても改善方法が異なるため、自分の場合、何が要因なのかを確認しましょう。
先天的に細い場合には遺伝によるものであり、その後から太くなることは基本的にはありません。ですが、日頃のお手入れでコシやハリ感をもたせることはできます。
短めに切りそろえるなど髪型を工夫することや、ドライヤーの乾かし方で、ボリューム感を出して細さをカバーできます。
気を付けたいのが、後天的に細くなっている場合です。
こちらは、ヘアサイクルの乱れや血行不良、毛根への栄養不足などから起こり、ひいては薄毛へとつながる危険があります。
後天的に髪が細くなる原因は、「ヘアサイクルの乱れ」や「血行不良」、「栄養不足」にあるのですが、それらがどうして抜け毛や薄毛をも引き起こすのかを解説していきます。
髪は決められた一定の期間内で成長しては抜け、また生えてくるという周期を繰り返しています。これをヘアサイクルと呼びます。
その周期が乱れたせいで成長期が短くなると、髪は成長しないまま細いうちに寿命を終えて抜けていきます。
このように成長期間が短くなってしまうのは、男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)の影響とされています。
髪を生み出す毛母細胞に栄養を送る毛乳頭細胞にDHTが取り込まれると、毛母細胞の働きを低下させます。ヘアサイクルに悪影響を及ぼす信号を出し、成長期が短縮されることで、太くて濃い健康な髪が生えにくくなってしまうのです。
なお、ヘアサイクルが乱れて細い髪が増えている場合は、AGA(男性型脱毛症)の疑いも考えなくてはなりません。
AGAですと、痩せてコシのない細い髪が増え、次第に額や生え際の後退も見られ頭頂部もだんだん薄くなっていきます。
脂分の多い食事や運動不足などで血管が詰まり、収縮力や血流の低下で全身が血行不良になると、頭皮にも悪影響が出てきます。
血行が悪いと頭皮が固くなり、髪が育ちにくくなります。また発毛や育毛のための栄養素は血液から受け取っていますから、血行が良くないと十分な栄養が届かず、髪の成長を妨げ、抜け毛を増やす原因になります。
血行不良は、ストレスや疲れ、睡眠不足、運動不足のほかに、タバコを吸うことやお酒の飲み過ぎでも起こることがあります。
外食が多めで、スナック菓子やカップ麺などに手が伸びがちといった食生活の偏りによって、必要な栄養素が不足するのも、髪が細くなる要因です。
こういった栄養不足が続くと、健康な発毛や十分な成長を望むことはできません。
脂っこい料理や肉ばかり食べている、インスタント食品やファーストフードに頼った食生活を送っていると、頭皮の皮脂の過剰分泌を促し頭皮環境が悪くなり、薄毛につながっていきます。
また不規則な生活や睡眠不足、人間関係などのストレスで、細い毛が増えることもあります。ストレスは体の血流を悪くしますので、頭皮への血流も滞りがちになり、髪の毛の栄養不足につながりやすいためです。
細くなってしまった髪の改善や、頭皮環境を良くするための方法としておすすめなのが、育毛剤です。頭皮の血行を促進し、髪にハリを与えて太くすることや、抜け毛予防の効果を期待できます。
医薬部外品である育毛剤は、今、生えている髪の毛を維持するためのもの。その効果について一つずつ解説します。
皮脂や花粉やほこりなどの汚れが頭皮に詰まったり、乾燥や炎症が起こったりすると頭皮の状態が悪化し、薄毛につながります。
育毛剤には、潤い成分や皮脂分泌や炎症を抑制する成分が入っているものもありますので頭皮環境を整えることができます。
太く濃い、ハリやコシのある髪を育てるためには、栄養を運ぶための血液の循環を良くすることが大切です。
育毛剤の多くに血行を促進させる成分が含まれていますので、頭皮に栄養が運ばれやすくなり、丈夫な髪の成長も促されるでしょう。
薄毛が進む原因としては、ジヒドロテストテロン(DHT)という男性ホルモンの過剰分泌が考えられています。
このDHTを抑えるといわれる成分が配合されている育毛剤を選べば、薄毛や抜け毛をより防ぐことにもなります。
個人差はありますが、基本的に効果が現れるのは、使い始めてから3か月から半年以降ぐらいといえます。
ヘアサイクルの休止期に入ってしまって、弱々しくなった細い髪が再び成長期に戻ってくるには、最低でも3か月かかりますので、少なくともその間に使うのを止めてしまうとせっかくの効果も台無しになってしまいます。
育毛剤は、ヘアサイクルが正常に戻るように働き、健康な髪を育てる環境を整えることで、毛が抜けていくのを抑え薄毛の進行も防ぎます。
ただし、頭皮にかゆみやヒリヒリするなどの変化がある際には速やかに使うのをやめて、専門クリニックなどの医師に相談しましょう。
育毛剤は、正しい用い方を守ることでより一層の効果を発揮しますので、以下のようなことに意識してみて下さい。
早く抜け毛を減らしたい一心で多めに使ってしまうこともあるかもしれません。
ただ指定されている量より多く使用してしまっても効果の出方に変わりはないばかりか、逆効果になることもあります。
たくさん使用すれば効果も上がるということはなく、むしろ過剰に成分を摂取することによって別の頭皮トラブルや副作用が生じて、薄毛の原因を招く恐れもがありますので、必ず使用方法を守りましょう。
配合されている有効成分をしっかり頭皮の奥まで届けるためには、頭皮が清潔な状態である必要があります。
皮脂やホコリが毛穴を塞いでいたり、頭皮に細菌が多かったりするようでは、成分が浸透しにくいからです。
洗髪後は、髪や地肌をきれいなタオルでよく拭き取ってから使用すると良いでしょう。
せっかく良い成分の入った育毛剤を使っても、奥までしっかり届かないようでは意味がありません。浸透を促すために、つけるタイミングに一緒に頭皮マッサージも行いましょう。
頭皮周辺の血行が良くなって、育毛成分が浸み込みやすくなることが期待できます。
清潔な頭皮に育毛剤をつけて1~2分そのままにし、少し乾かしてから指の腹を使って頭皮全体をもみ込むようにマッサージしましょう。
ヘアサイクルを正常に戻しながら健康的な髪を育てるためには、ある程度の期間が必要です。そのため育毛剤の継続的な使用は不可欠です。
毛髪は全て同じヘアサイクルで繰り返していませんので、効果が現れてくるまでには時間がかかる可能性があります。
1カ月ぐらいで効果を感じられないからといって中断してしまうと、正常に戻ろうとしていたサイクルが再び乱れた状態に戻ってしまうことになってしまいます。
最低でも半年程度は継続するつもりで使ってみて下さい。
ヘアサイクルを安定させるためには、睡眠が大切です。
眠っている間に分泌が活発になる成長ホルモンは、体の細胞や、頭皮の細胞や毛根組織が受けたダメージ修復する作用があります。
熟睡することは、髪をたくましく太く成長させることにつながります。そのため、髪を太く丈夫に育てるために欠かせない成長ホルモンを分泌させるため、睡眠の質を高めることが大切なのです。
髪の毛が細くなってくると「もしかしてこのまま薄毛になるのでは?」と心配する方もいるでしょう。以前にも増して髪の毛が細くなってきた…と感じているとしたら、そこには何かしら原因があることが考えられます。この記事では髪の毛が細い原因や、太くする方法や育毛剤の使い方についてお伝えしてきました。
育毛剤は、新たに髪の毛を増やすことは難しいですが、今の髪の毛を太くすることはできるので、細さが気になる方は使ってみてもいいかもしれません。
継続して使うこと、効果的な使い方をすることで、頭皮環境が整い、髪の毛が細いお悩みが改善することもあります。
もし長く使っていても効果がなかったという場合は、薄毛専門のクリニックにお気軽にご利用下さい。
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