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なんだか最近、頭皮が光ってきたと感じることはありませんか?
ご自宅の鏡や外出先のガラス窓に映った自分の頭皮が光っていると、「薄毛が進行したのかも?」「それとも皮脂のせい?」などと気になることもあるかもしれません。
特に冬の乾燥シーズンは頭皮の皮脂分泌が盛んになるので、頭皮が光るのが目立ってしまいがちですが、薄毛が進んだために光っている場合もあります。
いずれにしても、ちゃんと原因を突き止めて対策することができれば、テカリは抑えられます。今回は頭皮が光る原因を解説しながら、光るのを抑える方法をお伝えします。
老けた印象を与えかねない頭皮のテカリを抑えたい方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
頭皮が光る場合は、だいたいおでこから上の部分と頭のてっぺんの頭頂部です。頭の両サイドや後頭部が光っているというケースはあまり見られません。
その理由には、前頭部と頭頂部は薄毛になりやすい場所ということがあります。髪が抜けて薄毛になると地肌が透けてきますので、照明や太陽光が当たって光やすくなります。
では、なぜ前頭部と頭頂部が薄毛になりやすく、光りやすいのでしょうか。
それはヘアサイクルを乱して抜け毛を起こさせる男性ホルモンのDHT(ジヒドロテストステロン)が、この二つの場所で多く生成されるからです。
DHTは、男性ホルモンのテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結合することで生成されますが、その5αリダクターゼがたくさん存在するのが前頭部と頭頂部ということなのです。
それに対して、側頭部や後頭部は5αリダクターゼが少ないので、毛が抜けにくく光りにくいといえます。
テカリの原因は、男性型脱毛症(AGA)によって起こっている場合もあります。AGAでは頭頂部と前頭部で毛包の成長期が短縮して、休止期の髪が増え抜けるので地肌に光があたって反射しやすくなります。
さらに薄毛が原因で頭皮が光るのはなぜなのか、その理由を解説します。
頭の地肌が光るのは、まず頭皮にある皮脂が原因になっていることがあります。
資生堂ビューティサイエンス研究所によると、洗髪の際に頭皮の皮脂がきれいに洗い流されたとしても、24時間後には洗髪前と同じレベルに戻るということです。
さらに、前頭部や生え際の皮脂分泌量は、ほかと比べて約2〜3倍もあるといわれています。
頭皮から分泌した皮脂は髪に付着していきますが、髪が少なくなっていれば、皮脂はそのまま頭皮に溜まり続けるのでより光りやすくなるといえます。
加齢によっても頭皮は光りやすくなります。年齢とともに細胞が老化していき、フケや垢と一緒に皮膚表面から脱落していって、毛を生やす器官の毛包が小さくなることによって薄毛や脱毛が起こってきます。
このように、毛包は加齢によってミニチュア化するものですので、年齢が上がるにつれて頭皮が光る可能性も高くなります。
頭皮が光る原因に、皮脂というものがあるということをお伝えしました。そこで、皮脂を抑える方法と髪の毛を丈夫に保つケアをご紹介します。
皮脂を抑えるためには、まず正しい方法で洗髪をするということです。
髪を洗うのは1日1回にしまよう。それ以上は洗い過ぎによって頭皮の皮脂を落とし過ぎてしまう危険があります。
皮脂が足りていない頭皮は乾燥しますから、それを補おうとしてさらに皮脂を過剰に分泌してしまいます。
髪や頭皮の洗い方は以下のように丁寧に洗いましょう。
1) 洗髪前に髪をブラッシングして汚れを落とす
2) 先にぬるま湯で1、2分間予洗いする
3) シャンプー剤と同量ぐらいのお湯で泡立てて使う
4) トリーメントなどが直接地肌につかないようにする
5) ぬるま湯で十分にすすぐ
6) 洗髪後は早めにタオルドライをして、ドライヤーで乾かす
余分な皮脂分泌を抑えるためには、乾燥を防ぐための保湿をしましょう。
頭皮の乾燥は、皮脂の過剰分泌やバリア機能の低下によって、フケの原因になったり抜け毛などを引き起こしたりする可能性もあります。
頭皮用の保湿は、ヒアルロン酸やセラミドを配合した化粧水や美容液、育毛剤などがあります。皮膚が敏感な方はアルコールや殺菌成分は避けるのがよいでしょう。
皮脂や汗が溜まった頭皮では、マラセチア菌が繁殖してしまうことがあります。
この菌は皮脂などを好むカビで、脂漏性皮膚炎や脂漏性脱毛症を発症してしまうことにもなり、さらには脱毛を引き起こすので注意が必要です。
予防策としては、正しい洗髪を心がけ、洗髪後はすぐにドライヤーで髪を乾かすこと。さらに菌の増殖を抑えるために抗菌シャンプーを用いるのもよいでしょう。
毎日食べるものも頭皮の皮脂に影響を与えます。特に年末年始などは宴会やイベントなどが続き、どうしても脂質や糖質の多めになってしまいがちです。
そういった食事は頭皮の皮脂分泌を過剰にしてしまうことがあるので要注意です。頭皮環境を悪化させることにつながる、以下のような食生活は避けるようにしましょう。
・暴飲暴食
・極端なダイエット
・外食ばかりの生活
・就寝前に食べること
皮脂量を抑えるためには、脂っこい食事やジャンクフード、インスタント食品、ポテトチップスやチョコレートなどの菓子、揚げ物、アルコールなどを控えるようにしましょう。
食べるものに気を付けることで皮脂分泌を抑え、頭皮のテカリを防いでくれることがあります。
積極的に摂りたいものは、野菜や海藻類からビタミンやミネラルといった栄養素です。それをバランス良く摂ることが大切です。特には以下の栄養素を意識して摂取しましょう。
・ビタミンB2
ビタミンB2は、脂肪や糖質の代謝や排出を促してくれます。緑黄色野菜やレバーや豚肉、乳製品、納豆などに含まれます。
・ビタミンA(βカロチン)
かぼちゃ、ニンジン、ほうれん草に含まれていて、皮脂の酸化を防ぐとされています。
・ビタミンC
レモンやみかんなどの柑橘類のほか、緑黄色野菜やイモ類にも含まれています。
ビタミンCには、皮脂を抑えて過剰な分泌を防いでくれる作用と余分な皮脂が抑えられる作用があり、テカリや毛穴詰まりなどの改善が望めます。
適度なマッサージを習慣にすることで毛が太くなり、抜け毛につながる要因も抑えることができます。髪が正常に成長し、頭皮の光りを目立たなくすることも期待できるでしょう。
マッサージは毎日1、2分ぐらいで十分です。次のように頭頂部に向けて、指の腹で軽く押し上げるようにします。
・耳上から頭頂部に向けて押しながらマッサージ
・額の上からを頭頂部に向けてマッサージ
・首の付け根から頭頂部に向けてマッサージ
※マッサージ後に髪を洗うとで、さらに余分な皮脂を除去しやすくなるのでやってみて下さい。
頭皮に栄養が届きやすくなることで、髪を長く太くでき、毛髪周期における成長期を長く保てるようになることも期待できます。
そのためには、まず頭皮の血行を良くすること。血行が悪いと栄養が頭皮に届かないので頭皮環境が乱れて抜け毛が増えるほか、発毛も妨げてしまいます。
頭皮の血行を良くするには、以下のような点を心がけてみて下さい。
・十分な睡眠を取る
・バランスのよい食生活をする
・タバコや飲酒を減らす
・ストレス解消に努める
・適度な運動をする
このような生活習慣で、抜け毛を防ぎAGAの進行も遅らせて、頭皮のテカリも防げるでしょう。
頭皮のテカリの原因は、皮脂の過剰分泌と頭皮が硬くなっていることが考えられます。
過剰な皮脂は、毛穴を詰まらせ血行不良を招き、毛根へ栄養が届きにくくなって、その結果、毛穴の奥で成長期にあった髪がしっかり育たずに、脱毛しやすい髪が増えます。
さらに皮脂量が増えると、ベタつきやニオイのほか菌が繁殖してかゆみや炎症を起こすなど、頭皮トラブルが生じやすくなります。
そして頭皮が弱り、抜け毛が増え、新しい髪が生えにくくなり薄毛の進行につながる可能性があります。
皮脂量はそんなにでもないのにテカリがあるという方は、頭皮が凝っていることが原因かもしれません。
頭皮が凝り硬くなっているのは、血流が悪くなっているということ。そしてそれは毛根に酸素や栄養素が行き届かなくなっているということでもあります。
毎日の生活の中からテカリを改善するポイントは、お伝えしたような食生活やシャンプーの仕方の見直し、マッサージなどが効果的ですので、基本的なことから実践していきましょう。
確実にしっかり薄毛やAGA対策をしたい場合は、専門クリニックで治療を受けることができます。
基本的な治療では、内服薬や外用薬を使用することで抜け毛の原因となる男性ホルモンの生成を抑制し、AGAによる薄毛を軽減していきます。
処方される薬の成分ではフィナステリドとデュタステリドがありますが、この二つは効果や安全性などが確認されており信頼性が高いといえます。
またAGAに使われる一般的な外用薬でミノキシジル成分を含んだ薬は、血管拡張や発毛、毛髪の成長促進などの効果が認められています。
最新の発毛治療などと併用して行うことで、通常より早い発毛が期待でき、頭皮のテカリも抑えることが期待できます。
おでこや頭頂部がテカっていると、年齢より老けて見えるだけでなく、清潔感がない印象を与えてしまうこともあります。
頭皮のテカリの原因はお伝えしてきたように、皮脂によることが大きく、分泌量が増えると毛穴が詰まりやすく、嫌な臭いまで発して抜け毛につながっていきます。
ご自身でのケアではなかなか改善しないという場合は、できるだけ早めに専門のクリニックを受診されることが大切です。
薄毛は突然始まるものではなく、徐々に進行していくことが多いため、普段の生活改善とともに、専門クリニックなどで頭皮環境をチェックしてもらい速やかに対処することをおすすめします。
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