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食の欧米化や不規則な生活習慣の影響によって、血管が傷んでしまい若年性の血行不良が増えているといわれます。
髪が伸びる速度や抜け毛の量は、個人差がありますが、なにより毛髪の成長に不可欠なのは、血液から運ばれる栄養素。
そこで薄毛対策には血液が重要ということから、血液の量を増やし、血管を若返らせ、血液をサラサラにする栄養素と、食べ物に注目してご紹介させていただきます。
持って生まれた遺伝やホルモンバランス、ストレスが原因となって発症するといわれる薄毛ですが、実は血液がドロドロな状態によっても引き起こされます。
毎日なにげなく食べているものから作られる血液、一度ちゃんと見直してみることも必要ですね。まずは、ドロドロ血液と薄毛にどんな関係があるのか、解説していきます。
毛髪が伸びたり、発毛や成長したりするのに不可欠なのは、血液から運ばれる栄養です。
それがもし、血管に脂肪やコレステロールが溜まっていれば、栄養の運搬に障害が生じますし、血液中に老廃物が多ければ、健康な栄養が届けられません。
加齢とともに、薄毛が発生しやすいといった事になります。
また血行が良くなれば、栄養が毛細血管まで届きやすくなり、毛髪の成長を助けます。
その毛細血管も、食事をはじめとする生活習慣次第で、血管の細胞分裂の妨げを起こし、毛髪の成長に必要な栄養を届けるのに支障をきたすのです。
血液は、全体の60%を占める血漿と呼ばれる液体と、ほかに赤血球、白血球、血小板などによって構成されています。
それらで成り立つ血液が、血流にのってスムーズに血管を巡ることで、すみずみまで酸素や栄養を行き渡らせ、排出しなければならない老廃物を受け取っているのです。
しかし食事生活が脂質や糖質に偏ったものばかりだと、血液中には糖やコレステロールや中性脂肪が多くなりすぎてしまいます。
血液にこのような物質が増えると、血管の機能が低下し老廃物の排出も溜まり、ドロドロの状態に! 血流も滞って、毛細血管まで栄養が届きにくくなってくるのです。
このようなドロドロ血液が起こる原因としては、以下が挙げられます。
間食にスナックや菓子パンを食べる、脂身の肉や、フライ、天ぷらなど揚げ物が大好き。糖分や脂肪分の多い食べ物が中心で、野菜や豆類、海藻はほとんど食べないといった方。またインスタント食が多い方も、ドロドロ血液になっている可能性大です。
食事を和食にしていても、飲み物として糖分の多いジュースや、ビール、酎ハイ、日本酒などのアルコールを摂っていると、やはりそれもドロドロ血液になる原因です。
夏バテによる寝不足、ストレスの蓄積での疲労感や焦燥感や不安を感じる状態にある方も要注意。
毎日ほぼ喫煙し飲酒をする習慣があるのに、運動する習慣はほとんどない、こういった場合にも血液ドロドロが引き起こされています。
健康な状態のサラサラ血液は、毛細血管のすみずみまで到達し、頭皮細胞にも髪の成長や発毛のために必要な酸素と栄養を届けています。
しかしドロドロ状態だと、狭い毛細血管にまで血液が行かず、頭皮の末端にある毛根まで血液が届かなくなることがあります。
すると発毛と育毛のサイクルが乱され、抜け毛や薄毛を発症し、悪化させることがなるのです。
ドロドロした血液を、サラサラと流れやすい状態に戻したいなら、食事と生活の習慣を見直していきましょう。
血液の中身を健全にしていくことは、代謝をアップし、毛髪の成長に必要な栄養を届ける毛細血管の詰まりもなくなります。
摂るべき栄養に気遣うだけでも、大きく変わってきますので、ここから血管を若返らせる食材と栄養素をご紹介していきます。毎日の食事に取り入れてみて下さい。
大豆製品は、血管を通る血中コレステロールを正常にして、悪玉コレステロールを減らす役割を持っています。
中でも納豆は、血液が固まるのを防ぎ、できた血栓を溶かすナットウキナーゼが豊富なので、気軽に毎食でも食べたい食品ですね。
DHA、EPAが豊富なサバ、イワシ、サンマなどの青魚は、血液をサラサラにする効果があります。また血流もスムーズになることで血栓を予防、脳梗塞や心筋梗塞、動脈硬化の予防にも期待できます。
豚肉の脂肪酸の60%を占める不飽和脂肪酸は、その約80%がオレイン酸です。
オレイン酸は、血液をサラサラにする、悪玉コレステロールを減らす、動脈硬化、心筋梗塞の予防、便秘解消などの効果で知られます。
他にも血中コレステロール値を下げるリノール酸、オメガ3脂肪酸の一種のαリノレン酸なども含まれています。
また豚肉の飽和脂肪酸には、ステアリン酸といって、善玉コレステロールを増やし、血管についたコレステロールを除く、体に良い影響を与える脂肪酸もあります。
老朽化した血管を正常に保ってくれるビタミンCや、脂質の新陳代謝に役立つビタミンB6が含まれ、動脈硬化などの予防もしてくれます。
トマトに多いリコペンも抗酸化作用があり、動脈硬化の予防に役立ちます。
血中のコレステロール値や、血糖値を下げるβグルカンが豊富なキノコは、毎食積極的に摂っていきたい食材です。
カロリーもほとんどないので、どんな献立にも手軽に加えて積極的に摂りたいですね。
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富な緑黄色野菜は、1日350gを目安に摂りたいものです。
調理が面倒な場合は、冷凍野菜をストックしておき、朝食にスープにしてキノコと一緒にたっぷり摂るようにするなど、簡単に摂る工夫もしてみましょう
血液の凝固や血管細胞の老化を防ぐアリシンが豊富です。アリシンはビタミンB₁の吸収を高めて、血液をサラサラにする働きがあるといわれ、悪玉コレステロールの酸化を防止。
疲労回復や、動脈硬化の予防に効果的であると期待されています。
クエン酸が豊富で、乳酸の蓄積を抑え、血液中の乳酸値の上昇も抑える働きがあり、疲労回復に効きます。
また酢に含まれるアミノ酸には、血液をサラサラにし、血行を良くする働きがあり、カルシウムやマグネシウムの吸収も助けるため、発毛や育毛にも良い食材。
夏バテ防止ほか殺菌や免疫力向上も期待できるので、酢の物やマリネなどで取り入れましょう。
お茶やココアには、血中のコレステロール値や中性脂肪、血糖値を下げるカテキンが豊富です。また含まれるポリフェノール類は、コレステロールの酸化を防ぐ働きがあります。
普段の食事から摂取している栄養素が、発毛や健康そのものに大きく関連してくるので、以上の食材を意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか?
鉄分は、体にとって重要な栄養素の一つ。ミネラル群に分類されますが、主に体内の血液を作るための原料と考えてください。
鉄分が不足することは、血液の生成を遅くして、血液の量や質も低下してしまいます。
また鉄分不足で、赤血球が十分作れずに貧血になると、酸素不足で疲れやすくなったり頭痛の原因になったり、頭皮にも栄養が運ばれにくくなります
頭皮から生える髪は、血液で届けられる栄養で生成されていますから、当然、髪の生成量も少なくなってしまいます。
昨今は貧血の男性が増えていますので、このような鉄分にも気を使った食事も必要といえそうです。
成人男性が1日に摂るべき鉄の量は、7.5mgといわれています。(「日本人の食事摂取基準(2020年版)」)。その鉄分量を目安に、身近な食材の鉄量をまとめてみました。
不足しがちな鉄分なので、意識的に摂るための参考にしてみて下さい。
●ほうれん草1/3束ほどで、鉄分量2mg
●木綿豆腐150g、1/2丁ぐらいで鉄分量1.4mg
●牛肉100gあたりの鉄分量2.3mg
●牡蠣70g(むき身で5、6個)あたり鉄分量1.3mg
●あさり30g(むき身で10個)あたりの鉄分量1.1mg
●卵50g(中1個)あたりの鉄分量0.9mg
例えば、朝食に豆腐とほうれん草の味噌汁と卵焼き、といったメニューを並べると、一日の摂取量の半量近く摂れることになりますよね?
あとは牛肉やレバー、いわし、カツオにも豊富に含まれています。焼肉ならば、レバーも一緒に加えるといった、ちょっとしたことから意識してみましょう。
また、ビタミンCは鉄分の吸収率をアップするので、食後や間食はフルーツを一緒に摂ることも心がけてみるといいですね。
◆食事は朝昼晩1日3回摂る
◆決まった時間帯に、規則正しく食べる
◆間食はなるべく避け、食べすぎも注意
◆よく噛み、腹八分目を心得て
◆外食やデリバリは1日1回まで
◆自炊を増やし、できればお弁当持参
そして食事だけでなく、週に2~3回でもいいので、1日20分以上の有酸素運動を習慣つけてみませんか?
通勤は一駅先までゆっくりウォーキングしてみる、週末は散歩やジョギングを行うといったことでも、血行を促進して血液を流すことができます。
血液改善のための生活習慣を心がけることで、コレステロールを抑えることや、代謝機能の改善になって、薄毛防止にも大きく関わってきます。
ドロドロ血液は薄毛のもとになるということから、食生活を見直してみることの大切さと、血液がサラサラになる食材をご紹介してきました。
食事の偏りや運動不足で、血中コレステロール値や血糖、中性脂肪が多くなると、血流が滞ってドロドロになります。
このドロドロ血液は、毛細血管まで血液が届きにくくなる原因となって、頭皮の毛根にまで血液が届かなくなるのです。
発毛・育毛サイクルが乱れて薄毛の発症や悪化を招くことも多いので、記事を参考に少しずつ改善してください。
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