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頭皮の毛穴に詰まる毒素には、空気中に飛散する汚染物質のほか、農薬や食品添加物、化学物質などがあります。
これらの有害物質が知らないうちに体に蓄積することの恐ろしさが、最近、問題視されてきています。もちろん、頭皮や髪の毛も無関係ではありません。
こういった物質が毛根を弱らせ、抜け毛や薄毛を招く一因になっているのです。そこで、注目されるようになったのが、デトックス。
そこで、頭皮に溜まる有害物質についてお伝えしながら、そのデトックス法やさらに頭皮の筋肉を鍛えるトレーニングについてもご紹介します。
人が様々な物質を体に取り込む経路には、食事のように口から入る「経口吸収」。排気ガスや、たばこの煙、シンナー・塗料などを吸い込む「経気道吸収」。そして皮膚から入り込む「経皮吸収」。この3つがあります。
添加物などが食べ物から入ることに注意する人は多くても、皮膚から浸透することや、吸い込むことの危険性には疎い方も多いと思われます。
しかし、実際口から入るより恐ろしいといわれているのが、経皮や経気道による吸収の方。両方とも直接血中に入ることもさることながら、気体を吸い込むとわずか10秒ほどで脳に達するともいわれます。
また皮膚から吸収された有害物質は、排出されにくいという点が問題視されているのです。となると当然、頭皮から浸透した有害物質も、蓄積されているといえるのです。
口から入る有害物質は、腸や肝臓などで分解、解毒され、多くは数日後には外に出されますが、経皮吸収はどうなのでしょう?
皮膚から吸収された毒はそのまま、血管やリンパ管に入り込み、体中に行き渡っていきます。そして一部は、皮下組織にそのまま蓄積され、わずか汗や髪、爪から出るだけ。
皮膚から入ると10日で1割ほどしか出ていかないというのです。
つまり皮膚から入ると出口がない。ということになり、確実に体内に溜まり続けていく怖さがあります。
外出すれば、花粉にPM2.5、排気ガス、粉塵などが降りかかり、台所用洗剤、ボディーシャンプー、シャンプー、化粧品、ハミガキetc。
無防備でいるうちに、皮膚から化学物質が入るのは、もはや当たり前。
直接肌に触れる日用品には、有害な化学物質が多く混入されていることも指摘されています。毎日少しずつ体内に毒が蓄積され、1回シャンプー剤の化学物質が入ると排出されるまでに、かかる期間はなんと3ヵ月。
ですから、皮膚からの吸収で恐ろしいのは、あるレベルまで蓄積しないと表面化しないことなのです。
これら有害な金属類が頭皮の中に蓄積すると、活性酸素を作り出し、発毛や髪の成長を損ない、抜け毛や薄毛の原因になります。
また金属だけでなく、頭皮に溜まる毒素には、空気中の飛散物質、農薬、食品添加物、化学物質など様々です。
本来は、伸びた毛髪をカットすることや、皮脂や汗と一緒に排出されるのですが、頭皮の毛穴が詰まると、体外に排出されず内側に蓄積されていってしまいます。
最近問題になっている“香害”という言葉、聞いたことあるでしょうか。
身近な日常品には様々な化学物質が含まれていますが、とりわけ認識が薄いのが合成の香りです。
制汗剤や柔軟剤、香水、シャンプー&コンディショナー、洗剤、トイレットペーパーに至るまで…。これらに含まれる人工香料が健康に悪いということで香害と呼ばれます。
実際に香害が原因で、化学物質過敏症になられる方も増えているのです。
喫煙が、抜け毛や薄毛に影響があることはよく耳にします。自身が吸っていなくても、誰かの吸った煙を吸い込んだり、頭皮や肌に付着したりする害も大きいといえます。
タバコには様々な有害物質や化学物質を含み、60種類以上もの発ガン性物質も含まれているものもあるほど。
またタバコのニコチンは、血流や自律神経のバランスを乱し、覚醒させる働きがあります。すると頭皮や体から汗や皮脂が過剰に分泌され、これが毛穴を詰まらせてしまいます。
これが原因で発毛育毛が不活発になるばかりか、毛は細くなり、さらには髪が生まれ変わるサイクルをも狂わせます。
ニコチンで毛細血管が収縮すると髪の毛への栄養が行き渡らず、また血流が悪いので、頭皮の温度も低くなる。そういったことが髪の生え変わるサイクルを壊して、抜け毛を発生させてしまうのです。
頭皮に悪影響なのは、酸性雨。そしてそのような雨が降る要因は、環境汚染なのです。
今、脱炭素が世界的な課題となっていますが、石油や石炭を燃やすことで発生する有害物質が、空気中の水分や酸素と化学反応を起し、酸性物質を作り出します。
それが水蒸気に変化して降らせるのが、酸性雨です。髪の毛も頭皮も、そして肌も弱酸性なので、有害物質を含んだ酸性の雨は体に害があります。
それに、そのような雨に頭皮が濡れると、塵やゴミが付きやすく、細菌が繁殖しやすくなります。
毒素や老廃物を排出するのがデトックス。お伝えしたように、あらゆる有害物質にさらされている現実を知ったら、頭皮にも“デトックス”が必要なことがお分かりになったのではないでしょうか。
頭皮が健やかだとバリア機能も正常に働くので、有害、化学物質をブロックして排出する働きも盛んになります。
逆にダメージを受けた頭皮では、有害物質の影響を受けやすく、外に出す力も衰えて、毛根細胞自体が弱まっていきます。
自宅でできる方法としておすすめなのは、ブラシやスクラブを使っての頭皮マッサージ。血流の流れを良くし、古い角質や皮脂を取り除くことができます。
それにマッサージは副交感神経を優位にして、リラックス効果もあるため、寝る前のお風呂タイムに行うと眠りも深まり、髪に欠かせない成長ホルモンの分泌を助けてくれます。
頭皮の毛穴に皮脂が詰まっていると、かゆみ、フケ、抜け毛、悪臭が起こりやすくなります。顔と同じように定期的な習慣にしていきたいですね。
毎日髪を洗っているのに頭皮が乾燥する、かゆみやフケがある、スタイリング剤を毎日使う方は、週に1、2回行ないましょう。
マッサージを行うと、普段、取り切れない汚れも取れて毛穴の詰まりもなくなり髪も元気になります。もちろん、よい成分のシャンプーを使用し、トリートメントも忘れないでください。
頭頂部や耳上の側頭筋のあたりをブラッシングします。ここを刺激すると血流が促され、頭皮や髪の汚れを浮かせる効果もあります。
古い角質が取れて頭皮全体がすっきりします。
スクラブの刺激が気になるという方は、マッサージオイルをおすすめします。頭皮についた有害物質や皮脂汚れがオイルで溶け出します。
頭皮の筋トレで肝心なのは、頭皮の下の筋肉を鍛えるということです。触るとズキズキ痛み、凝っている場合には、頭皮の筋肉が硬くなっている証拠。
こうなると、頭皮や毛根細胞に血液が届きにくく、リンパの流れも滞って老廃物は溜まる一方です。
頭皮の筋肉を鍛えれば、毛根細胞に栄養を届けやすくなり、リンパの流れも良くなるというわけです。
また顔を引き締めるので、むくんだ不健康そうな印象も一掃。スッキリ効果が期待できます。
頭皮トレーニングは、頭皮に関わる筋肉に柔軟性を与えることが目的です。前頭筋、側頭筋、後頭筋を意識して揉みほぐしたら、額や目、あごの筋肉も動かしていきましょう。
頭皮に指をあてて3秒指圧しながら、揉みます。この時、筋肉が固くても、ゆっくり上下左右にと続けるうちに柔らかくなっていきます。シャンプー中に行うと効果的です。
筋肉と皮膚はつながっているので、一緒に周りの筋肉を動かしましょう。頭皮の筋肉も柔らかくなっていきます。
特に、額や目と、あごの筋肉は頭皮と連動しているので、ここも動かせば頭皮も鍛えられます。
これだけでも頭皮の筋肉を柔らかくする効果が得られます。溜まった有害物質を排出するためにも、強い毛根細胞を作るためにも、ぜひ毎日の習慣にしてみてください。
ここまで頭皮デトックスの重要性と、その簡単ケア法についてお伝えしてきました。大気中の汚染物質や、普段使っているヘアケア用品などに含まれる化学物質などが、頭皮に溜まり続ける怖さも、お分かりいただけたと思います。
臭いやベタつきを改善し、血行促進、リラクゼーション効果など様々な作用が期待できる、頭皮デトックス。
特に、目に見えない空気中の飛散物質が蓄積しやすいこの時期は、ぜひ実践しておきたいですね。抜け毛の防止策にもなる週1回の頭皮デトックス、はじめてみませんか?
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