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今年もつらい花粉症のシーズンがやってきました。飛散する花粉に加えて2月から徐々に増してくる紫外線など、春先は頭皮がダメージを受けやすい条件が揃っています。
さらに気になるのが、コロナ禍での自粛疲れや生活リズムの変化がストレスとなり、抜け毛に悩む方が増えているというニュースです。
花粉や紫外線、さらに今年はコロナまでもが加わって、発毛機能に打撃を与えているとしたら、それは見逃せませんね。
そこで、これらが頭皮にどういった悪影響を及ぼしているのか、これからわかりやすく解説していきましょう。
コロナと抜け毛、関係ある?と思われるかもしれません。でもこの一年、新型コロナウイルスの感染拡大で日常は大きく変わり、抜け毛のリスクは高まっています。その要因は次のように考えられています。
2020年、新型コロナウイルスの感染拡大のため、自分や家族の健康、雇用不安、通勤や外出時の緊張、在宅勤務などなど…、心配の種は尽きずにストレスが満ちあふれています。
このストレスが、発毛や育毛を妨げるホルモンを過剰に分泌することになり、抜け毛が増えることにつながったといえます。
外出自粛やテレワークで、生活がゆるんでしまい、夜更かし、寝坊、間食などが増えると、抜け毛の要因になります。
特に就寝が遅くなることは要注意。毛根の細胞が一番活発になるのが22時から翌2時で、 寝てから3時間後にピークを迎えます。
なるべくこの間に熟睡すると、成長ホルモンが多く分泌され、頭皮や毛根のダメージも修復されます。この時間に熟睡できないとしっかりした髪が生えてこなくなり、抜け毛につながります。
買い物に出ることを控え、デリバリーを利用する方も増えました。ただし3食ケータリングだと、自分の好みのメニューばかり頼んで栄養バランスが偏ることに。
揚げ物が増えると頭皮がベタつき、毛穴に皮脂がつまるなど、頭皮の環境を悪くします。細菌を繁殖させて育毛剤などが届かなくなることで、抜け毛が進むと考えられます。
普段運動をしない方も、電車通勤や通学などである程度の運動をしていたことになります。それがテレワークになったとたん、歩くことが激減、体の凝りや血行不良も起こりやすい環境になってしまいます。
一日中パソコンの前から動かない、部屋とリビングとの行き来だけで、1日の歩数が3,000歩に満たない方もいると報告されています。
運動量が不足すれば血流が悪くなり、頭皮の乾燥や抜け毛の原因にもなります。
家にこもりきり、人に会えない、行きたいところに行けない、という閉塞感は心身の健康にも悪いといえます。
さらに家族と一緒でひとりの時間が取れない、常に感染予防に気を使うという日常は思っている以上にストレスフル。
ストレスはホルモンバランスや自律神経を乱し、血流も滞るといった、抜け毛の誘因となることが考えられています。
◆早寝早起き
◆朝ウォーキング
◆脂質減、野菜増
コロナ抜け毛の対処法は、まず生活習慣の改善から見直しを。早寝早起きを心がけ、深夜までテレビを見るのは休日の楽しみにしましょう。
デリバリーはお弁当などバランスの取れているものか、野菜の1品をプラスするなど工夫しましょう。できるだけ自炊して、ミネラルやビタミン類を積極的に摂りたいですね。
また有酸素運動もストレス解消に効果的です。20分くらい続けられる運動が体を温めます。
早朝など人が少ない時間帯にウォーキングするなど、薄毛に対して、自分に合った対策を見つけましょう
目に見えなくても外気に花粉がいっぱいのこの季節は、頭皮のアレルギー対策にも注目です。
花粉や大気汚染物質などの、アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)が頭皮に付着すると、刺激で炎症し赤みやピリピリしたり、かゆみを感じたりします。
それだけでも抜け毛の原因ですが、我慢できずにかいてしまうと頭皮を傷つけ、抜け毛が悪化する場合があります。
花粉症に見られる、涙や鼻水、くしゃみ。花粉が体内に侵入したことで、滞った水分を外に出そうとする作用ですが、漢方ではこのようなアレルギー性症状は「水毒」の一種と考えます。
水毒は、体の中で水分がうまく代謝できず、溜まって生じる不調のこと。花粉症で起こるむくみや頭痛も、余分な水分が体内に停滞することで起こる現象です。このむくみが頭皮にも起こるため、抜け毛になることもあります。
頭皮のむくみが、薄毛に悪影響を及ぼす可能性があります。
花粉症で水分が体内に滞り排出されないということは、血液の循環が悪いということ。
頭皮がむくみ、血流が悪くなっている状態は、抜け毛薄毛を進ませる要因になります。
むくみによる血行不良が起きると毛穴に汚れが溜まりやすく、外用薬が浸透しにくい、頭皮が硬くなるなど、様々な頭皮環境の悪化を招きます。
◆外出時は花粉の付着をガード
◆帰宅したら花粉を持ち込まない
◆シャンプーで洗い流す
頭皮に花粉や大気汚染物などがつかないよう、帽子や花粉をガードするスプレーを活用するのも良いでしょう。
外から帰ってきたら玄関を開ける前に、頭から肩、衣服に付着した花粉をはらい落とし、家の中に持ち込まないことも大切。玄関に空気清浄機を置いても花粉の侵入を防げます。
そしてなるべく早めに入浴し洗髪をすませましょう。花粉で粘膜が敏感になっているので、洗う時はこすりすぎないようにしてください。
紫外線が再び増え始めてくるのが2月。特に紫外線のUV-Aはこの時期にもかなり降り注ぎ、頭皮の奥まで届いて毛根細胞にダメージを与えてしまいます。
そのためバリア機能が低下して、水分が失われ、紫外線による炎症なども起こしやすく、抜け毛の大きな要因になります。
毎日洗っているのにかゆい、ある部分だけかゆい、そんなお悩みは、頭皮の乾燥が原因です! そして、頭皮を乾燥させるのが紫外線。
紫外線を浴び続けると肌のバリア機能が壊されて、内部の水分の蒸発がどんどん進みます。乾燥しやすく、刺激にも敏感に反応して、つい頭皮をかいてしまうのです。
シャンプーしても頭皮の臭いが気になるなら、それも紫外線による影響かも知れません。
皮膚の生まれ変わりが遅くなり、乾燥から起こる皮脂分泌が盛んになると、頭皮で雑菌が繁殖しやすくなってしまい、嫌な臭いが発生してしまいます。
シャンプーなどで頭皮を清潔にすることはもちろん、臭いの元である紫外線ケアも一緒に行っていきましょう。
◆UVスプレーの使用
◆マッサージ洗髪
◆ビタミン豊富な野菜を摂る
UVスプレーは、頭皮の紫外線対策としておすすめです。表示にあるSPFとPAですが、SPFはUV-Bの炎症を防ぐ指数のこと。PAはUV-Aを防ぐ度合いを表しています。
春はUV-Aを優先的に防ぐことが大切なので、+++以上を目安に選ぶと安心です。SPFは30ぐらいでも大丈夫でしょう。
もし枕が臭ったら頭皮が危険! シャンプーは頭皮を指でマッサージするように、ゆっくり洗い、毛根に詰まった汚れや皮脂を落としましょう。
シャンプート、トリートメントは頭皮や髪を清潔にするだけでなく、保湿のためでもありますので、乾燥ケアになります。
食事は、髪に有効なビタミン類が含まれた、ほうれんそう、にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜を摂ること。毛根を活性化させるビタミンAを生成する、βカロテンが豊富です。
アボカドやアーモンドもおすすめです。
タンパク質も髪の毛を構成する栄養素です。魚・肉・大豆類・卵などバランスよく取り入れましょう。
まだまだ新型コロナウイルスの警戒が続くと考えられます。頭皮にとっては心配要素がまた増えた形になってしまいましたが、あまり不安になりすぎても、かえって逆効果。
それより何が原因になるのか正しく理解して、対策をすることで抜け毛を防いでいきましょう。
抜け毛につながる要因の多い春。普段の育毛ケアを継続することはもちろん、アレルギー体質の方は花粉や紫外線などの外部要因から頭皮と髪を守ることも意識してみてください。
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