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「酸性雨で髪の毛が溶ける」というウワサがありますが、果たしてこれは本当なのでしょうか? 酸性の液体にはタンパク質を溶かす性質があるため、AGAに悩んでいる方にとって雨が髪や頭皮におよぼす影響を考えるととても心配になってしまうものですよね。
そこで今回は、酸性雨が髪を溶かすという説や、髪を雨に濡らすべきではない理由についても解説いたします。
酸性雨というのは、pH値が5.6以下の弱酸性の雨のことです。その原因は火力発電所や石油コンビナートから排出される大気汚染物質や、自動車の排気ガスなどにあります。地域によっては酸性雨が森林を枯らしたり、建物や石像を溶かしたりする被害も起こっています。
酸性の液体が物質を溶かす様子を思い浮かべ「酸性雨に当たると髪が溶けてしまう」と恐れている男性もいることでしょう。しかし結論から言うと「酸性雨に当たるとハゲる」というのは単なる都市伝説です。
日本で降る雨はpH4~6程度なのでそこまで強くはありません。人間の肌も雨と同じように弱酸性に保たれているため、酸性雨を浴びた程度で髪が溶けてしまうということはないのです。
酸性雨を浴びるとAGAが加速するということはありませんが、雨の日はできるだけ髪が濡れないよう心がけたいですね。
髪が雨に濡れると、髪の成長に悪影響を及ぼしやすくなります。髪は、外部からの刺激を防いでくれるウロコ状のキューティクルで覆われていますが、髪が雨に濡れたままの状態が続くとキューティクルが剥がれやすくなるのです。また、髪に雨が当たると水分が髪の内側に入り込んでわずかに膨張します。すると髪の内部がむき出しになり、内側にダメージが及びます。髪のキューティクルを保護して抜け毛や切れ毛を防ぐためにも、できるだけ髪や頭皮を雨にさらさないようにしましょう。
髪が濡れたままの状態が続くと、頭皮や毛穴には雑菌が繁殖しやすくなります。雨には空気中のホコリや雑菌が含まれており、これが付着することで髪や頭皮にダメージが起きてしまうのです。雨に濡れた髪を放置すると雑菌はどんどん繁殖して嫌なニオイを発することもあるので気をつけたいですね。
雨に濡れたときに寒さを感じることもあると思います。雨に濡れて体が冷えると血行が悪くなり、頭皮の血流も悪化します。すると髪や頭皮に十分な栄養が運ばれなくなり、髪が成長しにくくなってAGAが進行することもあるのです。
「酸性雨を浴びるとハゲる」ということはありませんが、髪が雨に濡れるとダメージが起きやすくなるのは事実です。できるだけ髪や頭皮を雨にさらさないよう気をつけましょう。髪が雨に濡れてしまったときには丁寧に拭いたり、早めに髪を洗ってよく乾かしたりといった正しいヘアケアを心がけたいですね。
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