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髪がはげる場所は人によってさまざまです。てっぺんが薄くなる人もいれば、生え際がM字に後退する人もいます。そんな中でやや珍しいのが側頭部の薄毛です。
こんなときは男性の場合AGAを真っ先に疑うと思いますが、実は側頭部の薄毛はAGAのせいではありません。というのも、側頭部には男性ホルモンが作用しないからです。
ではいったいなぜ側頭部がはげてしまうのでしょうか。その原因を説明します。
AGAは男性型脱毛症といわれるように、男性ホルモンが関係した症状です。DHT(ジヒドロテストロン)と呼ばれる男性ホルモンが、毛乳細胞内のレセプターと結合することで脱毛作用を引き起こします。
このレセプターがたくさんある場所が、はげやすい場所としてよく知られているM字部分や頭頂部です。
そしてお気づきのように、側頭部にはこのレセプターはほとんどありません。つまりDHTの脱毛作用が側頭部で起こることは基本的にないのです。
側頭部はげは現代的なものであるといわれています。その原因として有力なのが眼精疲労。眼精疲労とは文字通り目の酷使による疲れのことです。
現代人はパソコンやスマホをよく使うので、目に意識を集中することが多いです。画面の文字をずっと追っていると、いつの間にか目の周りや額周辺の筋肉が緊張して血行が悪くなります。当然その影響は近くの側頭部にも及びます。
頭皮の血行が悪くなると栄養不足になって髪の成長が妨げられますから、血行不良になりやすい側頭部は薄毛になりやすいわけです。
また目の疲れを回復するときにはビタミンBやL-システインを使います。これらは髪の生成にも重要な栄養素ですが、体が得た栄養素は疲労回復に優先されるため、髪への供給が後回しになります。
眼精疲労によって栄養を消費していると、髪に十分な栄養が届かなくなるので注意が必要です。
他には、同じく血行不良の原因である喫煙、男性型とは違うストレス性の脱毛症などが可能性として考えられます。また男性にはあまり当てはまりませんが、甲状腺ホルモンの異常によって脱毛が引き起こされることもあります。
以上のように側頭部のはげにはAGAとは違うさまざまな原因があります。
側頭部のはげが気になる方は目をあまり使いすぎないように注意しましょう。パソコンやスマホの使用を制限するのが難しいなら、気づいたときに遠くを見るだけでも持続的な目の緊張は和らぎます。目の栄養であるアントシアニンやL-システインをサプリメントで摂ることも対策になりますよ。
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